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久保田真吾&AMIGO 7

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1970年代終りから80年代初頭の"東京ニューウェイヴ・シーン"。YMO、P-MODEL、プラスチックスから、リザード、ミスター・カイト、フリクション、ゼルダ…and more more etc 。そんな個性派アーティストたちが数多く存在していた日本のロック界の中で一際異彩を放ち、と同時に絶大な支持を得ていたバンドが『8 1/2(ハッカニブンノイチ)』(上野耕路、泉水敏郎、鈴木智文在籍)だ。久保田真吾はその『8 1/2』のヴォーカリストとして鮮烈な印象を観る者に与えた。いま現在も久保田真吾を語る時に必ず言われる独特なヴォーカル・スタイルは『8 1/2』ですでに確立されていたといってもいいだろう。
久保田真吾はその後自身のバンド『プライス』、そして、現在のジャパニズ・ラップの創始者でもある"高木完"率いる『東京ブラボー』と人気を二分していた『サニー久保田&クリスタルヴァカンス』を結成。誰にも真似する事の出来ない唯一無比なキャラクター&ヴォーカル・スタイルにさらに磨きをかけていく。

その後、手塚真監督映画『星くず兄弟の伝説*1』でライバルの高木完と共に主役を演じた後、BOXレコードから1stソロ・アルバム『SHINGO KUBOTA』を発表。過去の自分のバンドの集大成をここで披露し、次なるステップとして元東京ブラボーのブラボー小松(g)、元ヒカシューの泉水敏郎(ds)という強力な布陣と手を組み、超ハードロック・バンド『マッスル・ビート』でメジャー・デビュー(徳間ジャパンより2枚のアルバムを発表)を果たし、イカ天以降の鎮静化していた当時の日本ロック界の中で大いに気を吐いた。
マッスル・ビート解散後、数年間の沈黙の後新たに久保田が結成したスーパー・バンドが『久保田真吾&アミーゴセブン』だ。そのサウンドは、メキシカン・テイストをルーツとした陽気さに、日本古来の"ドドンパ"の要素をミックス。さらにクラヴ・サウンドを大胆にフィーチャーした曲やフォーキーな曲まで全てをアミーゴセブン流に斬新にアレンジ、全7曲全てが画期的な出来栄えへと仕上がっている。
アミーゴセブン以降の活動は、1998年に『81/2』『ゲルニカ』の上野耕路と再会して二人ユニット『贋作と捏造』結成しアルバムを1枚発表している。

2015年現在は「サニー久保田とオールド・ラッキー・ボーイズ」名義の10人編成のバンドを組んで活動しており、2015年11月15日には1stアルバムが、2017年6月1日には2ndアルバム「One from Sunny’s Heart」が発売された。

*1『星くず兄弟の伝説』作品データ
出演:高木 完(東京ブラボー)、久保田真吾、戸川京子、尾崎紀世彦、サンプラザ中野、戸川純
監督:手塚 真
2002年9月20日 002年9月20日、初DVD化となる

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